開山当時のご本尊であり、現在は当山の寺宝として安置しております。 | 詳細は不明となっておりますが、当山のご本尊として奉られております。 |
地蔵菩薩は台地が宝石を蔵し、植物を育む力を蔵するように、大いなる慈悲の心で人々の苦悩を受け止め、福徳を授けてくれます。 |
平成22年開山八十周年記念としてご篤信者数名によりご奉納、大本山川崎大師平間寺第四十五世貫首藤田隆乗僧正開眼。
青黒い肌をした姿が一般的で、怒りをあらわにした顔で、右手に宝剣、左手に錘(おもり)のついた縄(羂索(けんさく))を持ちます。
身は火炎に包まれ、盤石(ばんじゃく)という岩に立っています。
不動明王は、生きとし生けるものすべてを救いたいと願う慈悲の心から、宝剣で我々の迷いを断ち切り、智慧の火炎で我々の煩悩を焼き尽くします。
真言宗の中心の仏さまで、宝冠、瓔珞(ようらく)で身を飾り、手には“智拳印(ちけんいん)”を結んでいます。
この印よりすべての仏さまの印が生じ、また手を重ねるその形は、私たちが仏さまと同体であることを表しています。
大日如来は、この宇宙に存在するすべてのいのちが等しく尊いことを教えてくれます。
私たちが理想とする仏さまであるとともに、実は私たち自身が大日如来でもあるのです。